山沿いの空き家だけじゃない!和歌山で増える「外壁のツタ放置」が引き起こすヤバいリスクと対処法
山沿いの住宅について書こうと思ったのですが、我が家の前に気になる家が有るのでそれを見てこのタイトルにしました
和歌山県内を走っていると、山沿いに限らず空き家が増え、植物が建物をすっぽり覆って「まるで昔の甲子園球場」のようになっている家を見かけることが増えました。温暖で雨が多い和歌山の気候も手伝ってか、植物の繁殖スピードには驚かされるばかりです。



これまで外壁塗装の現場で数々のツタを撤去してきましたが、家が飲み込まれてしまう前に、ぜひやっておいてほしいことがあります。
ツタを見つけたら「まず根元を切る」! まだ浸食が少ないうちに、メインのツタの幹を辿って土から生えている根元を探し、そこで切ってください。これだけでツタは枯れます。全体が茶色く枯れてから壁から引きはがしていくのが鉄則です。
実は、ツタの一番厄介な部分は引きはがした後に残る「吸盤」です。 これは高圧洗浄では落ちません。スクレーパーなどの刃物で細い糸を削ぎ落とすように切り取っていく必要があります(思わず燃やしたくなるほどの手間です笑)。


職人目線でお話しすると、少しの量なら工事代金に影響はありませんが、あまりに繁茂していると「ツタ撤去の別料金」をいただかざるを得なくなります。小さいうちに成長を止めておけば、無駄な出費も抑えられます。
放置されたツタが家に与えるダメージ 趣味でツタを這わせているお宅もありますが、手入れをせずに放置すると家は確実に痛みます。植物は賢く、壁の小さなひび割れに細い茎を這わせて体を固定します。茎が成長して太くなるとひび割れを広げ、やがて外壁を滑落させます。さらに屋根まで到達すると瓦の隙間に侵入して雨漏りの原因になり、雨戸に絡まって動かなくなることもあります。
我が家を守るため、そしてお隣に侵攻してご近所トラブルにならないよう、コントロールできて初めて「存在が許される植物」だと私は考えています。
「最近我が家をじっくり見ていないな」という方は、ぜひ一度外壁をチェックしてみてください。和歌山の温かい太陽の下で、信じられない勢いで上に向かって伸びているかもしれませんよ。


