ミゼットⅡ

small-paintのアバター
ミゼットⅡ

「外見かなりレトロに仕上がっていますが、手入れバッチリ、エンジン快調」
こんな感じの事をお店のHPに書いていてすぐに実物見に行きました
まあ物は言いようで、商売成功させるならこの位の言い回し覚えないとダメなんでしょうね
最初定休日だったので店の外から見たのですが、遠くからでも分かる位オンボロ
世界リゾート博の頃のステッカー貼ってる位ですからねそりゃ古いです

元々買ったら自分で塗装するつもりだったので壊れてなければ良し

使用してる下塗りは関西ペイントの「エポMシーラー」です。金属用じゃないんですが下地の塗料を侵さない弱溶剤でうちの倉庫にあったのコレでした

上塗り塗料は関西ペイントの「アレスシルクウォール」水性の完全艶消し塗料で金属に塗れそうなのコレでした
普段塗り替えで使っているシリコン系の上塗り材は金属に塗れる物が多いのですが、30%艶消しが限界なのが多いです

使用しているローラーや刷毛は近所のコーナンで買ってきたDIY用の安い奴です。ローラーは短毛ローラーで刷毛は万能用とか書いてた気がします

養生(マスキング)をしてボディーの方の色を調色しましたが黒すぎて、塗り直しました
塗りムラが出来そうだったので広い面の撮影はしてません、かなり気を使います

外して別々に塗っていた部品を取り付けて、いろいろな場所に文字入れしていきます
実はCo2レーザーカッターも持っていまして、薄い板位なら好きな形状に切り抜けます
当初カッティングシートを貼ろうかと思ったのですが、やっぱり塗る方が味が出るかとステンシル塗装をやっています
こういうの着色の時に缶スプレーでやる人がいますがあれはダメです。
スポンジにほんの少しだけ塗料を付けて軽くポンポン叩くように塗っていきます。多少かすれててもそれがまた良い感じになります

ここは奇麗じゃないとカッコ悪そうだったので、アルミホイールは艶消しの缶スプレーで塗りました。
リムとセンターキャップのステッカーはカッティングシートをレーザーカッターで切って作っています

実はこれを塗ったの4年前です。完成当時と現在の姿とほとんど変化が無いの分かると思います
使用した塗料が「高耐候低汚染1液水性アクリルシリコン樹脂つや消し塗料」とメーカーが謳うだけあって本当に汚れが付きにくいです。

最近DIYで車を塗る人が増えています、町中でそういう車を見た時に変色したり剥げたりしてる車を多く見かけます
多分説明書に「薄く塗れ」と指示が書かれてるんだと思います。
足付けのペーパー掛けや下塗りももちろん大事なんですが、ある程度の塗料の厚みが無いと強靭な塗膜は作られません
仕上がり直後の見た目は同じでも年月が経つと違いが出てきます。
こういうのは家の塗り替えでも同じで「塗りやすいから」「早いから」と薄く塗って仕上げると、
完成直後は綺麗だけど後々色々な問題が出てきます

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


Search

Latest Posts

Categories