図面に「カラーベスト NM-9567」と記載された屋根ですが、業者から「割れやすいノンアスベスト素材だから塗装できない」と言われました。本当に塗装は不可能なのでしょうか?


Q
ご相談内容
図面に「カラーベスト NM-9567」と記載された屋根ですが、業者から「割れやすいノンアスベスト素材だから塗装できない」と言われました。本当に塗装は不可能なのでしょうか?

A
一般的な模範回答
図面記載の「NM-9567」は、クボタ(現ケイミュー)が2002年に取得した無石綿(ノンアスベスト)屋根材の不燃認定番号です。

2000年代前半〜中盤に製造された初期のノンアスベスト屋根材は、製品によって基材の強度が脆弱で、経年劣化によりひび割れや層状剥離(割れ・剥がれ)が生じやすい特徴があります。ひび割れや欠損が多数発生している状態では、上から塗装を行っても基材ごと割れてしまうため「塗装不可」と判定されるケースが多いのが実情です。

ただし、屋根の劣化状況には個体差があるため、一律に不可と諦めるのではなく、実際に屋根に登って状態(ひび割れやもろさの程度)を専門業者に点検してもらうことが重要です。劣化が著しい場合は、塗装ではなくカバー工法(重ね葺き)や葺き替え工事を検討することをお勧めします。

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